学校のテストが100点でも十分ではない

こんにちは

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

おそらく都立中受検を考えている子達のほとんどはまじめな優等生で、学校のテストも100点が普通という感じではないかと思います。
(ちなみに息子はまじめな優等生ではありませんでしたが、テストはほとんど100点でした。)

都立中高一貫受検では、学校の教科書の内容を完全に理解していることが必要であるとよく聞きますので、学校のテストで100点を取ることはとても大切です。でも、それだけでは十分であるとは言えません。

例えば算数の場合は、「円の面積の問題を完全に理解している」とは、ただ単に公式 半径×半径×3.14=円の面積 を覚えて、円の面積が求められることではないということです。

都立中入試では、どうして 半径×半径×3.14で円の面積を求めることができるのかを理解するところまでのレベルを要求されています。

そこまで?!と思う人がいるかもしれませんが、
実際に、都立中高一貫校の過去問で、円の面積を求める公式を証明させる問題が出ています。

息子は初見でこの問題をやったとき、正しい答えは出せませんでしたが、考え方としては正しく、自分なりに工夫して問題を解こうとしていました。

このような問題を見たときに、興奮するタイプは都立中入試に向いているんじゃないでしょうか。反対に、思考停止してしまう人は都立中入試に向いていないかもしれません。

学校のペーパーテストが常に100点でも、都立中に合格できません。学校のテストは全て公式を当てはめればできる問題、とりあえず暗記すればできる問題ばかりだからです。

息子は、塾にも行っていなかったので、自分の立ち位置を知るために小学校2、3、4年と四ッ谷大塚の全国統一小学生テストを受けました。偏差値はだいたい60前後だったと思います。

5年生になれば、公中検模試や早稲田進学会の適性検査型の模試も受けられますが、都立受検を考えている方は、もっと前の段階(3.4年生くらい)で全国規模の模試を受けて、小学校での立ち位置ではなく、もっと客観的に自分の立ち位置を見てみるといいかもしれません。




もうすぐ中間考査

こんにちは

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

息子は、中学生活を謳歌している様子です。勉強は大変そうですが、お友達もたくさんできて、毎日がとても楽しそうです。

学校が楽しいのは何よりなんですが、都立中学に入ってちょっと浮かれているようにも見え、親としては心配しています。

息子の中学では、もうすぐ中間考査があります。家では、ほとんど勉強していませんが、大丈夫なんでしょうか。。。

息子はいい意味でも、悪い意味でも、人に流されることがなく、欲もないタイプ。

はじめての中間考査で、周りは必死で勉強していても、息子は「まずい」と思うこともなく、少しでもいい点が取りたいという気持ちもない。

親に勉強しろと言われて、素直にやるタイプじゃなかったこと、忘れてました、、、。

母「全然勉強してないけど、中学テスト大丈夫なの?」
息子「たぶん大丈夫」
母「大丈夫ってどういうこと?」
息子「そんなに駄目でもないってこと」
母「じゃ、半分以下にはならないよね?」
息子「たぶん、、、」
母「半分以下だったら、〇〇買わないからね!」
息子「えー、半分よりちょっと下は?」
母「もちろん買わない。心配なら、勉強しなよ。」
息子「わかった、、、」

そして、漫画を手にする息子、、、。

今、何を言っても無駄だと確信する母。

説教は、中間考査の結果が出た後にしようと思います。






銀本について

こんにちは


今日は、『公立中高一貫校適性検査問題集 全国版』いわゆる銀本についてお話ししようと思います。


受験ブログを見てみると、銀本で成功した例と、途中挫折した例と両方ありましたが、私の印象では、銀本挫折組の例が多いように思いました。銀本は、詳しい解説が載っていないため、自習には向かない教材だからでしょう。


銀本のメリットもデメリットも知った上で、小6の夏に銀本を購入。予定では、11月くらいから塾のクラスを集団から個別に変えるつもりでした。


予定は未定とはよく言ったもの。結局は、息子本人の希望で集団のクラスを続けることになり、銀本を使用する場所がなくなってしまいました。


せっかく購入したので、一応、都立の10校分は全部解きましたが、それ以外は、ほとんど手をつけずに終わってしまいました。解説がついていないということだけでなく、銀本自体がとても分厚いため使いにくかったです。


全国版の銀本の代わりにやったものは、都立中高一貫校の赤本です。これは解説も詳しく載っていますし、別紙の回答用紙もついているので、使いやすかったです。


赤本は 志望校のものを含めて、全部で6冊買いました。志望校の赤本は小6の夏休みから始めて最終的には4.5周くらいしたかと思います。志望校以外の赤本は、12月以降に解きまくりました。直前期のため、時間配分をかなり意識してやらせました。適正検査ⅡとⅢに関しては、難問は捨てることもありましたが、ほとんどの問題は、時間内に解くことができ、点数はだいたい45点から90点の間だったので、適正検査Ⅰで失敗しなければ、合格するだろうと思いました。


赤本は、おすすめです。


都立中高一貫校の過去問題集の購入を考えている方の参考になれば幸いです。